鉱工業生産指数はFRB(連邦準備制度理事会)により毎月中旬に前月分の値が発表されます。
鉱工業とは鉱業と工業のことですので、広い意味での製造業のことと考えてよいでしょう。よって鉱工業生産指数は製造業が物を作り出す生産性や活況を表す指数ということになります。
鉱工業生産指数はGDP統計との相関が高いことから注目度が比較的高い指標となります。GDPは四半期に1度の発表ですが、鉱工業生産指数は毎月公表ですので、より速報性の高い指標となります。
鉱工業生産指数は前月の同指標と比較して伸びていれば景気が活況となっていると判断されドル買いの材料となり、減少していれば景気が後退していると判断されてドル売りの材料となります。
現在の米国では鉱工業のGDP全体における割合が20%程度と低くなっているため、以前ほどにはこの鉱工業生産指数の値は重要視されなくなってきています。
また、鉱工業生産指数の発表と同時に「設備稼働率」の値も公表されます。これは企業の生産設備の稼働率を示し設備稼働率が高いと景気が好調で新たな生産設備を増強する必要がでてくるといった判断ができるため景況感を見る上では鉱工業生産指数の値とともに設備稼働率の値も確認しておいたほうがよいでしょう。
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