貿易収支とは輸出額と輸入額の差額です。
貿易収支の指標値は毎月20日前後に前月分の貿易収支の数字が商務省により発表されます。
輸出は資金の受け取りとなり輸入は資金の支払いとなるため、輸出額が輸入額を上回ると貿易黒字となり、輸出額が輸入額を下回ると貿易赤字ということになります。
米国は双子の赤字と呼ばれる経常収支およびこの貿易収支の赤字が長年問題となっています。
かつては日米貿易摩擦とよばれる日本の対米での大幅な貿易黒字と米国の対日での膨大な貿易赤字が貿易不均衡ということで問題とされていましたので、あまりにも不均衡となると米国は円高ドル安政策を推し進めてきました。円高になれば日本製品が米国内で値段が上がるため米国市場における日本製品の価格競争力が低下するからです。
為替相場における貿易収支の影響としましては、その額は巨額の赤字であることが分かっているため金額そのものではなく、前月など以前から比べて赤字が増えているのか減っているのかといった観点で反応することがあります。
前月よりも赤字が縮小していればドル買いの材料、赤字拡大であればドル売りの材料とされます。
また一般に1ヶ月分の期間では信頼性に乏しいという理由から3ヶ月期間の季節調整済み貿易数値を重視する傾向があります。
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